なげざっき

ついったーに書けない文字数まとめ。

カメラを買い換えようと思った話

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もう3年前になるかな、PENTAXのK-50を買ったのは。

K-50は一眼レフの入門機として、とてもいいカメラだと思う。

詳細なスペックとか使用感はぐぐってもらえばいくらでも出るので割愛するが、デジタル一眼レフ初心者がバイクと一緒に使う上で特にありがたかったのは以下の三点。

  • 急な雨でも気にせず使える防塵防滴仕様。
  • 驚くほどタフなバッテリー性能。緊急時には単三電池でもOK。
  • その他エントリーモデルとは思えないほど贅沢なスペック。

ツーリング中に急な雨に降られるなんてザラだし、なにより運転中もずっとトップローディングタイプのバッグに入れて腰から下げていたから、防塵防滴は本当にありがたかった。

バッテリーもエネループが使えたし、Energizerを使ったときの撮影可能枚数1250枚は群を抜いて多い。旅先でアルカリ乾電池を買って急場をしのいだことも何度もあった。

電子ダイヤルは前後にあって使いやすいし、どんなレンズでも手ぶれ補正が効くのは安心だし、グリーンボタンとTAvモードはとても便利で、シャッターボタンの押し心地も好みだ。

液晶が固定式だったり、Wi-Fiが内蔵されていなかったり、いささか時代を感じることもあったけど、さりとてそれらを不便に思うこともなく、僕はK-50に満足していた。

次は16-85を買おうかな…などとぼんやり考えたりしていた。

あの日までは。


2017年10月25日


SONY α7RIII 正式発表


…世界が震撼したか、と問われれば、別にそんなことはなかった。

なんのことはない、NikonからD850が発表になったときと同じ。どうせ自分には手が出せまい。ほら見ろ、一般人には手の届かない価格じゃないか。そんなカネがあったらセローを新車で買うね。

などと考えていた。
しかし同じ頃、α7RIII vs D850に湧く界隈の中で、ひどく興味をそそられる情報がひとつあった。

「α7の新型がRからというのはいささか不自然だ」
SONYは新型センサーとα9のAFシステムを載せたα7IIIの発表を予定している」

無印α7シリーズといえば、フルサイズミラーレス一眼カメラで唯一手の届く価格帯にあるシリーズだ。

最も新しいα7IIでも発売から3年、初代α7に至っては発売から4年が経過しながらもラインナップにしぶとく残る、息の長いモデルたちである。

やがて日を追うにつれ、うわさは現実味を帯びてゆく。

「2400万画素の新型センサーを搭載するらしい」
「ボディはα7RIIIと同型になるらしい」
「AFシステムはα9と同じで、秒間6コマ撮影できるらしい」

正直、このあたりでだいぶあてられていたのかもしれない。
柄にもなくソニーストアに足を運び、α7RIIIの性能にただただ驚愕するばかりの日々を過ごした。

年は明け2018年。もはやうわさを無視することなどできなかった。

「169点像面位相差AF、425点コントラストAF、秒間7コマ撮影」
「価格は1899ドルになるらしい」
「どうやらCP+で発表されるようだ」

1899ドルといえば、およそ20万円である。

流石にそのままの値段で国内に流通することは考えにくいが、これなら残価据置ローンを使えば手が届く。

使えるレンズは一本も持っていないが、評判のいいSEL24105Gであれば、手持ちの機材一式をドナドナすればなんとか賄える…

そうして捕らぬ狸の皮算用が始まり、メモリースロットは1スロットなのだろうか?UHS-IIには対応しているのだろうか?国内価格は?手ぶれ補正は?アクセサリーの対応状況は?などとあれこれ考えているうちに、ついにその日が訪れた。


2018年2月27日


SONY α7III 正式発表
3月2日10時より先行予約販売開始


予想、妄想、事前のリークを(良い意味で)ぶち壊し、飛び出したカメラは素人目に見ても正真正銘のバケモノだった。

詳細なスペックについてはぐぐってもらえばいくらでも出るので割愛する。
これがフルサイズミラーレスのベーシックモデルだとブチ上げてみせたSONYの自信たるや、相当のものだと言わざるを得ない。

そして、徐々に出揃う情報から、α7IIIはK-50の後継にふさわしいということが判明する。

まず防塵防滴についてだが、α7IIIでは「防塵防滴に配慮」といういささか控えめな表記になっている。
しかし、防塵防滴を謳うK-50にもIP規格の保護等級表記がなかったため、K-50が実際どの程度の塵や水滴に耐えられるのかは試してみないとわからないし、試して壊すつもりも今のところない。
流石に水没させるのはNGだとしても、今までのように雨が降り出してからカバンにしまうまでの間耐えてくれるのであれば、「防塵防滴に配慮」であってもまったく問題ないわけだ。

バッテリーについては、新型のZバッテリーにより撮影可能枚数が大幅に増していることのほかに、USB給電に対応しているのが大きい。
バッテリーが尽きそうになってもモバイルブースターにつないで撮影を続行できるし、なんなら走行中にUSBにつないでおけば充電してくれる。これは単三電池並みのインパクトだった。
もう出先で電池に困ることはないし、そのときは恐らくスマホの充電にも苦労していることだろう。

スペックについては、2013年発売のエントリーモデルと、2018年発売のベーシックモデル。APS-Cとフルサイズである。
そもそも比較するべきではないだろう。


そして3月2日。


α7IIIの事前予約が一台増えたことについては、もはや説明するまでもないだろう。



→つづく。

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