なげざっき

ついったーに書けない文字数まとめ。

DUCATI 1098は、916系の救世主になりえるか!?~サイドスタンド交換

結論:なりました!

「996が壊れた」

というのは正しくない。
なぜなら、DUCATIは壊れないからだ。

…という冗談はさておき、今度はサイドスタンドのピボットボルトが折れました。

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この状態で何キロ走ってたんだろう…おっかないね?

ちなみに、今回の記事の主役はピボットボルトではなくサイドスタンドです。
ボルトはフツーに新品交換しました。すまん…
このサイドスタンド、実はそれなりに欠陥品で、まあ初期型の通称自殺スタンドに比べれば可愛いもんなんだけど、それでも海外フォーラムを中心に
DUCATI 916系(996、998、748)のスタンドは脆弱だよ」
「アルミだからすぐに削れるし、自重で曲がるからどんどん車体が傾くよ」
みたいな書き込みを結構見かける。
確かに、うちの996の車体の傾きは結構おっかない。
スタンドの下に敷くかまぼこ板を常時携帯するレベルである。

それに対する解決策が
「1098のスタンドは1インチくらい長いし、無加工で着くよ」
「ただし、サイドスタンドスイッチがついてるモデルに限る」
というわけで、今回たまたま848EVOかなにかのスタンド(品番:556.3.042.2A)を格安で手に入れることができたので、検証がてら着けてしまおう!ということに。

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単体で比較する限りでは、とても1インチ長いとは思えないんだけど…
写真のとおり、スタンドスイッチの穴の位置も含めてブラケットと接する部分はほとんど同寸法といっていいでしょう。
注目すべきは接地面の大きさ。1098系のスタンドのほうが接地面が倍くらい広いんだよね。これは期待できそう。

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些細な違いだけど、確実に長く、広くなっていることがわかる。
ちなみに、このスタンドたちはアルミの本体に直接ネジ山が切られてるから、ちょっとでもオーバートルクをかけるとネジ山が全消滅する可能性がある。手ルクレンチを信じよう。
そんなこんなでタングステンのリコイルを入れてもらったところ、今度はピボットボルトの山がリコイルに負けてゴリゴリ削られている模様。もうやだこのバイク…

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肝心の車体の"立ち"は…こいつはもう一目瞭然。
今までのスタンドがいかにおっかない角度で車体を支えていたのかがよくわかる。
これならもうかまぼこ板を携帯しなくてもよさそうですね!

ちなみに、1098系のスタンドにも何種類かあるらしく、今回うまくいったのは完全に運がよかったから。
調べた感じ、STREETFIGHTER系のスタンドだと短く、1198のスタンドだと接地面が直角にならない…らしい。

さらなる人柱に期待する!

↓整備のお供にどうぞ。