なげざっき

ついったーに書けない文字数まとめ。

さまになる!国崎先生のモンスター695講座 その3 トップケース装着

シリーズ:国崎先生のモンスター695講座

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昨年純正パニアケースを装着したモンスターですが、併せて探していた純正オプションのトップケースをようやく装着しました。
カラーは車体色と異なり光沢のあるグレーですが、載せてしまえば意外と違和感はありませんね。

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トップケースはST2やST4の前期のオプションで用意されていた「nonfango」製の39Lのもので、パニアケースとお揃いのメーカーです。
これにはX-Fourteenに加え、グローブや雨具、その他細々としたものを余裕で入れられるだけの容量があります。

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純正オプションらしく、各部のマッチングはとても良好で、パニアケースとの同時装着にも問題はありません。
装着にあたって、フレームへの穴あけ等の加工は一切不要。いつでもノーマルに戻すことが可能です。これは嬉しいですね。

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早速今年のGW本州ツーリングで大活躍してくれました。
運悪く雨の中を2日間ほど走ったんですが、パニアケースと併せて浸水はゼロ。
しかも3個の箱に9日分の荷物が全て収まりました。これは凄い!!
あまりに便利なので、ツーリングから帰ってきてもトップケースだけは常用しています。
もう箱無しの生活には戻れないかも…

以下、どうでもいい薀蓄が続きます。


そもそもモンスターに純正トップケースがあったんだ?って人。
これについては、パニアケースと違い存在を知ったのはごく最近だった。

事の発端は、2004年頃のDucati Performanceのカタログを偶然発見したこと。
そこには昨年装着したパニアケースキットの一覧の他に、トップケースキットの一覧もしっかりと記載されていた。

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それによると、前期型(M400/600/750/900 MY’00/’01 851フレーム用?)と後期型(MS4 MY’01/’02 M620/750/800/900/1000 MY’02/’03/’04 STフレーム用?)が存在しており、
カラーはレッド、グレー、ブルー、イエロー、ブラック、セナグレー、マットブラックの7色。

震える手でその型番をぐぐってみると、なんとeBayで今でも新品が手に入ることを発見(!
最初に注文したマットブラックはあちらの手違いで在庫切れだったが、代わりにセナグレーのキット一式を無事確保することに成功。

かくしてモンスターは異次元の積載能力を手に入れるのだった。


さて、今回は前回と違い、マニュアルが同梱されていたので助かりました。
まずは、パニアケースステーを拡張する形でトップケースステーを取り付けていきます。

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前回の最後で気になっていた謎の穴は、まさにトップケースのステーを装着するための穴でした。
トップケースキットにはここのステーが同梱されていますが、今回は使わなかったので予備パーツとして大切に保管しておきましょう。

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謎の穴からL字のステーを立ち上げます。
うまいことフェンダーのクチバシの部分を躱していますね~。
このL字のステーには(おそらく)向きがあるので注意。
ネジが切られていて出っ張っている方が車体内側です。

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先ほどのL字ステーに、トップケースベースと接続する部品を装着します。

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角度は34度にセットします。
…とはいえこの部品、ひじょーにアバウトな調整(おそらく5度刻み)しかできません。
気持ち合う感じでいいでしょう。

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セット完了したら、ベースプレートを載せて4箇所をボルトで留めます。
もし可能なら、パニアケースを装着してからセンターを出すといいでしょう。
ちなみに、パニアケースと同時装着した場合、ベースプレートとのクリアランスは左右5mm程度しかありません。

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納得がいくまでセンター出しをしたら、カバーを被せ、ゴム足(?)を4箇所に差し込んで完成です。
こうしてみるとGIVIのモノキーベースと似てますね~。
実際にはNonfangoのほうが爪の間隔が狭いのと、ロックの方向が逆なのでそのままでは装着できないようです。

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ボックスを載せてできあがり!

なお、最初にL字のステーを取り付けた謎の穴ですが、穴の間隔が短いので非常にボルトが緩みやすいです。
ネジロック剤を併用する、長いボルトを突っ込んでUナットで留めるなどの緩み対策を必ずしましょう。
落下物は落とし主の責任です!


これでモンスターの大掛かりなカスタムは一段落といったところ。
走行距離も40000kmを突破したので、これからは経年劣化との戦いになるでしょう。
次の講座のネタは…まあ、なにか起きたらその時考えますね。





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先生はもちろんPS4版を買いました!!(大声)設定資料集をながめてによによしてます。

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